近年、話題となっているカヌレの移動販売を開業する人が増えています。
本記事では、注目されているカヌレについて紹介するとともに、カヌレを販売したい人に向けて知っておくべきことをまとめました。
必要な資格や成功のコツも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
移動販売で話題のカヌレを紹介!
移動販売でカヌレを扱っているお店はさまざまありますが、どれも工夫を凝らした魅力あふれるお店ばかりです。
ここでは、カヌレを販売する話題のお店を紹介します。
GAREGE COFFEE
GAREGE COFFEEは、台車や自転車で訪問販売を行なっているカヌレの移動販売店です。
カヌレ以外にも、清水屋とのコラボ商品であるクリームクロワッサンも取り扱っています。
しっとりとした食感と食べ応えのある甘さが特徴で、チョコレートやバニラなどの味があります。
現在は京都に移転しており、京都や金沢、茨城などさまざまな場所で目撃されているようです。
GAREGE COFFEEの詳しい情報が気になる方は、以下をご覧ください。
みーてカフェ
引用元:https://www.instagram.com/
「一般社団法人meete訪問療育協会」の活動の一つであるみーてカフェは、発達障害への理解や啓発を目的として各地を回っています。
ライムグリーンとホワイトのツートンカラーのキッチンカーが目印で、大きさが規格外だったり焼きムラのあったりするB級品などをメインに、低価格で提供しているカヌレやメレンゲ、クッキーなどの焼き菓子が豊富です。
プチカヌレはチョコ・イチゴ・抹茶の3フレーバーがあり、それぞれにミックススプレーやクランチのトッピングも用意した合計9種類から選べます。
みーてカフェの詳しい情報が気になる方は、以下をご覧ください。
merci trois(メルシートロワ)
引用元:https://www.instagram.com/
merci troisは、フランスで修業を積んだパティシエが作るこだわりの詰まったカヌレがおいしい移動販売店です。
兵庫県の稲美町や加古川市を中心に営業しており、本格的な焼き菓子を気軽に楽しめるとあって人気を集めています。
食感をより楽しんでもらうために通常よりも大きめに作られているカヌレは、外側のカリッとした歯ごたえと、もっちりとした中身が特徴的で、ラム酒も利かせた大人のスイーツとも言えるでしょう。
味のバリエーションはプレーンのほか、紅茶、マロン、塩キャラメルなど種類も豊富です。
また、ケーキのような生カヌレは、生クリームが中と上にもトッピングされていて、子どもにも人気があります。
merci troisの詳しい情報が気になる方は、以下をご覧ください。
カヌレ misora
引用元:https://www.instagram.com/
ガスオーブンを搭載しているカヌレmisoraでは、その場で焼きたてのカヌレを味わえると評判です。
カヌレの生地には、讃岐うどん専用に開発された香川県オリジナルの小麦粉「さぬきの夢」を製菓用に調整したものを使用しており、豊かな小麦の香りと焼きたてならではの食感を味わえます。
シンプルなプレーンから一番人気のチョコレート、ほろ苦いキャラメルなど6種類のバリエーションがあり、全種類がセットになったメニューもおすすめです。
香川県の自動車販売会社が運営しているカヌレ専門の移動販売車で、キッチンカーやキャンピングカーの販売も手がけています。
カヌレ misoraの詳しい情報が気になる方は、以下をご覧ください。
standbyyou222(スタンドバイユー)
引用元:https://www.instagram.com/
スタンドバイユーは、動く喫茶店をコンセプトにした和歌山初のカヌレ専門店です。
レストランとして店舗を構えるスタンドバイミーの2号店として2022年7月にオープンし、レトロなキッチンカーが新しくも懐かしいと評判を呼んでいます。
週末のみ営業を行なっているため、出店情報はInstagramをチェックするとよいでしょう。
一口サイズの小ぶりなカヌレは常時9種類用意されており、定番のプレーンやホワイトチョコのほか、焼きリンゴやすももなど趣向を凝らしたメニューが多いのも魅力です。
standbyyou222の詳しい情報が気になる方は、以下をご覧ください。
カヌレの移動販売を開業するために知っておきたいこと
まずは、カヌレの移動販売を開業するにあたり、注意すべき点や必要な準備などを解説します。
注意!店を構えて怪しいイメージを払拭しよう
一部の移動販売業者は、店舗や営業許可がないまま出店することもあり、移動販売は怪しいというイメージを抱いている人も少なくありません。
お客様からの信用を得るためには、キッチンカーでしっかりと店舗を構えるとよいでしょう。
移動販売を行うための正式な手順を踏み、資格や営業許可を取得するほか、公式サイトやSNSでお店の情報を定期的に発信することも大切です。
店舗名で検索しても公式の情報が見つからなければ、信用できない怪しい業者だと思われてしまいかねません。
【キッチンカーでカヌレの移動販売】開業に必要な準備と手順
キッチンカーでカヌレの移動販売を始めるには、どのような準備が必要なのでしょうか。
取得すべき資格や許可と、基本的な開業手順を紹介します。
開業に必要な資格や許可
カヌレの移動販売を開業するには、以下の3つの資格や許可を取得する必要があります。
- 食品衛生責任者
- 飲食営業許可
- 菓子製造業許可
食品衛生責任者は飲食店の開業に必須です。
飲食営業許可・菓子製造業許可はキッチンカーの中で調理や梱包をするかしないかで取得義務が変わります。
開業の手順
基本的な開業手順は、次の通りです。
自分が求める販売方法や客層などを考え、それに合った準備を行いましょう。
- 営業エリアの選定
- 販売方法の決定
- メニュー、調理工程を考える
- キッチンカーの手配
- 仕込み場所の確保
- 資格や許可の取得
- 出店場所の検討
- 食材や備品の調達
【再確認】移動販売(キッチンカー)でカヌレを売るメリットとデメリット
見た目のかわいさとサイズ感から、お土産にも重宝するカヌレですが、キッチンカーで販売する際、どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
メリット
ここでは、キッチンカーでカヌレの販売を行うメリットを2つ紹介します。
開業資金を抑えられる
キッチンカーでの販売は、店舗の家賃や改装費が不要なため、固定店舗で開業するよりも大幅に費用を抑えることが可能です。
キッチンカーを入手する費用はかかるものの、リースで利用できるキッチンカーもあるため、低資金での開業を実現できます。
出店場所の幅が広い
女性や子どもから注目を集めるカヌレの販売は、家族連れでにぎわう観光地や公園、商業施設などで出店すると、利益を上げやすいでしょう。
出店場所が限定的にならず幅広く対応できるため、キッチンカーでの経営が長続きしやすいというのもメリットです。
デメリット
キッチンカーはオフィス街や大学構内でのランチタイムの営業も人気であり、毎週同じ曜日の出店で安定した売上の確保が可能です。
しかし、カヌレのようなお菓子の販売はランチタイムの営業が難しく、思ったような利益が得にくいことを理解しておきましょう。
移動販売(キッチンカー)でカヌレ屋を成功させるためには?
カヌレの移動販売を成功させるためには、キッチンカーの選び方や出店のタイミングも大切です。
以下で紹介する2つのポイントを見ていきましょう。
キッチンカーは軽トラックがおすすめ!
キッチンカーを選ぶ際は、軽トラックがおすすめです。
高さと広さが確保できるため、キッチンカーの中で調理や作業をしやすい利点があります。
あらかじめ調理済みのカヌレを扱う場合は、陳列しやすいパン用移動販売車を選ぶのもよいでしょう。
週末のみ出店する
カヌレの販売は、平日よりも週末のみに絞った出店が望ましいでしょう。
特にランチタイムの需要が少ないため、平日では出店場所の確保が難しいからです。
週末であればマルシェなどのイベントにも出店でき、売上も期待できます。
移動販売でカヌレ屋を始めるなら「MYキッチンカー」にご相談を!
移動販売でカヌレ屋を開業したい方は、MYキッチンカーにお任せください!
MYキッチンカーでは、専門の設計士による移動販売車の製作・販売はもちろん、開業に必要な手続きのサポートや事故時の修理までトータルサポートが可能です。
豊富な成功事例をもとに個別のコンサルにも対応しているため、初めて移動販売車両で開業する方も安心してご依頼いただけます。
無料相談も承っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
まとめ
今回は、移動販売で話題のカヌレについて、人気店の紹介や開業に必要なポイントを解説しました。
カヌレの移動販売は固定店舗の開業よりも資金を抑えられ、出店場所も幅広いことが魅力です。
SNSでのこまめな情報発信やメニューのバリエーション、出店場所や時間帯など、人気店はさまざまな工夫で集客に成功しています。
この記事を参考に、かわいくておしゃれなカヌレの移動販売を実現してください。