沖縄といえば年間を通して気温が高く、観光客が多いことからいたる所でキッチンカーが出店しています。
そのため、新たにキッチンカーを開業する人にとっても沖縄県はおすすめの場所です!
今回は、沖縄県で人気のキッチンカーグルメからおすすめの出店場所を紹介します。
ほかにも開業の手順や移動販売車両の製作会社も紹介するので、開業の際の参考にしてください。
沖縄県の人気キッチンカー5選!
沖縄県で開業・営業して特に人気を集めている5つのキッチンカーを紹介します。
ISLE PASTA LOVERS(アイルパスタラバーズ)
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沖縄の郷土料理である「沖縄そば」とイタリアンをかけ合わせた料理を販売しているのが「ISLE PASTA LOVERS(アイルパスタラバーズ)」。
オープンして間もないですが、沖縄そばの平麺を生パスタにアレンジした斬新さがうけ、多くの大規模商業施設やイベントへの出店を果たしています。
レトロで可愛らしいスクールバス風のキッチンカーで登場し、明るいイエローカラーが印象的です。
また、持ち手の付いたクラフトボックスで提供しており、持ち運びの便利さを考えた工夫も見られます。
Kinner’s(キナーズ)
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「Kinner’s(キナーズ)」は、地元で養豚を営む「喜納(きな)農場」が運営するサンドウィッチ専門のキッチンカーです。
本来の事業から、キッチンカーへの開業へと事業の幅を広げたケースであり、養豚場のブランドを生かした営業をしています。
サンドウィッチのパンに挟んであるのは、紅あぐーや紅豚といった県内のブランド品種を使った焼き豚と、たっぷりの野菜。
豚肉の旨みと食感を楽しみながらも、ヘルシーに味わえる商品として好評です。
matto food truck(マットーフードトラック)
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那覇市や中城(なかぐすく)など、エリアを拡大して営業しているキッチンカーが「matto food truck(マット―フードトラック)」。
サンドウィッチやランチボックスを提供しており、特に自家製パンを使用した「グリルドチーズサンド」が自慢です。
パンだけでなく、中に挟む具材からソースまで、一つひとつが手作りされており、独自の味で勝負しています。
Burger&Bar Sunny(ハンバーガー&バーサニー)
沖縄県全域で販売を行っている「Burger&Bar Sunny(ハンバーガー&バーサニー)」は、ハンバーガーとお酒を提供するキッチンカーです。
看板メニューは、柔らかくて甘みのあるバンズと、スパイスの効いたジューシーなパティに自家製ソースがよく絡んだ絶品ハンバーガーでお酒にもよく合います。
クラフトビールやカクテルなどのアルコールメニューも豊富に取り揃えているので、ハンバーガーとのお気に入りの組み合わせを見つけるのもいいですね。
ブルーのトラックキッチンカーが沖縄の景観とよく馴染み、大人から子どもまで親しみやすい雰囲気作りにもこだわっています。
GUSSY CREPE(グッシークレープ)
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「GUSSY CREPE(グッシークレープ)」は、移動販売の定番商品であるクレープの中でも、インパクトの強いクレープを販売しています。
代表的な商品は、沖縄県産の紅芋を使用した「紅芋モンブラン」で、鮮やかな紫色をした見た目とは裏腹に、クレープ好きを唸らせるほどのおいしさです。
その他、定番の「いちご」やほろ苦いカラメルがアクセントの「ブリュレ」など、今までのクレープを深化させた商品を打ち出しています。
通常のクレープでは量が多いと感じる人のために「ミニクレープ」をメニューに加えるなど、幅広いニーズに応えようとしているのもポイントです。
沖縄県のキッチンカー出店場所
沖縄県の主な出店場所を紹介します。
沖縄県総合運動公園
「沖縄県総合運動公園」は沖縄市にある広大な公園で、定期的にキッチンカーイベントが開催されています。
3~10店舗のキッチンカーが出店し、遊びや散歩の合間のランチタイムやおやつにピッタリです。
人気の出店場所なため、出店を希望する際はその年の募集開始時期に気を付けて申請しましょう。
パレットくもじ
那覇市にある「パレットくもじ」は、映画館や博物館、オフィスに養蜂場などを備えた複合施設です。
建物の前にある「くもじ前広場」という場所で出店され、ゆいレール「県庁前駅」から徒歩ですぐの距離にあり多くのお客さんが訪れる人気スポットです。
サイトでは定期的にキッチンカーの出店情報を掲載しているため、ぜひチェックしてみましょう。
パレットくもじ
沖縄県はキッチンカー開業に最適の場所!
沖縄県は年間を通して温暖な気候にあり、日本各地、さらには海外からの観光客も多く訪れる県としても知られています。
そのため、野外で営業を行うキッチンカーの開業にも最適です。
真夏も真冬も営業しやすい気温
沖縄県は1年中気温が高いですが、真夏に最高気温が35℃を超えることはそれほど多くありません。
近年、日本各地で記録的な猛暑が報道される一方、沖縄は隠れた避暑地なのです。
また、真冬に最低気温が10℃以下になることも少ないため、過ごしやすい環境にあります。
野外で営業を行うキッチンカー事業者にとっても負担が少なく、年間を通して集客が見込めるというのがポイントです。
観光者も多い県
沖縄県には、毎年のように、国内外から多くの観光客が訪れます。
そのため、県内の産業の約8割を観光業などの第3次産業が占めており、キッチンカーの需要も高いと言えるでしょう。
加えて観光スポットが多く、沖縄観光客や地元の人たちをターゲットにした販売もできます。
イベントや出店場所が豊富
沖縄県は、一つひとつの観光スポットとの距離が離れており、沖縄都市モノレール「ゆいレール」で行ける那覇市以外は車で移動するのが基本です。
そのため、多くの観光スポットには駐車場があり、キッチンカーの出店場所にも困りません。
また、そうした車社会が背景となり、沖縄の人たちの行ける場所が限定されるため、イベント開催が盛んであるのもポイントです。
イベントに出店することで、地元の人のみならず、県内外のお客さんも呼び込むことができます。
キッチンカー開業のメリット
キッチンカーの開業には、次のような、昨今の社会・経済状況やニーズに合ったいくつかのメリットがあります。
そのメリットが自分に合ったものか確認して、キッチンカーの開業を検討しましょう。
- 低コスト・低リスクで始められる
- 複数の店舗展開がしやすい
- 副業としてできる
- 一人ひとりのお客様と近い距離で接客できる
- 販売場所をこまめに変えられる
- 場所や時間によるニーズに対応できる
- アイデアやセンスを生かせる
- イベントに参加できる
通常、店舗を構えて飲食業を営むためには、数百万~数千万の費用が必要とされ、そこには月々の家賃や人件費などの固定費も追加されます。
繁華街の中心にあるような一等地であれば、より高いコストがかかるでしょう。
一方、キッチンカーは200万~300万ほどで車両を作ることができ、その他の費用を含めても500万円あれば開業可能です。
固定店舗ではないため、家賃もかからず1人で回せば人件費も要りません。
さらに、移動することによって販売場所を変えたり、流行に沿ってメニューを変えたりできるため、固定店舗を持つよりもリスクは低いでしょう。
万が一失敗した場合でも、キッチンカーを売却すれば、それなりの投資資金が回収できます。
また、副業として、本業が休みである週末限定で営業したい、賑やかなイベントの中で生き生きとした接客をしたいといった方にもおすすめです。
沖縄県でキッチンカーを開業する手順
沖縄県でキッチンカーを開業するためには、次の5つの手順が重要です。
やるべきことを確認し、スムーズな開業を目指しましょう。
コンセプトや戦略を固める
まず、どういった客層をターゲットとしてどのような商品を販売するのか、戦略を立てましょう。
お店のコンセプトをしっかりと固めておくと、他店との差別化を図ることができ、開業の成功につながります。
その際、開業にかかるある程度のコストと予算も把握しておくとよいですね。
補助金や助成金の対象か確認
キッチンカーの開業前に、各市町村で受けられる補助金や助成金がないか、確認するようにしましょう。
キッチンカーは、ものづくりとサービスの要素を含む事業であるため、通称「ものづくり補助金」と呼ばれる、国の「ものづくり・商業・サービス革新補助金」支給の対象です。
また、市町村によって独自の補助金制度を設けている場合があり、沖縄市では、「キッチンカーにかかる工事費用」を対象に、補助金の支給が行われていた例もあります。
現在は、近年のコロナ禍の影響で「テイクアウト窓口の設置」「持ち帰り商品の開発」対象の補助金の申請が可能です。(2021年10月11日時点)
その時々で補助金や助成金の内容及び受付期間が異なるため、キッチンカーを開業しようと思ったら、まずは各市町村の公式サイトをチェックしてみましょう。
移動販売車両の手配
キッチンカーの開業は、その移動販売を行う車両がなければ始まりません。
キッチンカーを用意する手段には、専門業者への発注、中古車の購入・改造、レンタルやリースなどがあります。
その際、後にお伝えする営業許可の条件に気を付けましょう。
また、地元の掲示板「ジモティ―」には、不用品の売買を希望する書き込みがあり、キッチンカーや中古車が販売されていることもあります。
よりコストダウンを図りたい場合は、こうした情報サイトを活用するとよいでしょう。
ただし、中古車販売業者を仲介せず、個人との取引になるため、車両の状態をよく見定めることが大切です。
営業許可の取得
キッチンカーに限らず、飲食店を営む際には、必ず保健所からの営業許可を取らなければいけません。
その基準や条件を満たせるよう、キッチンカーを用意する前に確認しましょう。
ここでは、沖縄県庁の公式サイトに掲載されている営業許可の申請手順も合わせてご覧ください。
詳しい営業許可取得方法はこちらの記事をご覧ください。
出店場所の確保
キッチンカーは、どこにでも出店できるわけではなく、必ずその出店先の許可をもらわなければなりません。
イベントであればその主催者に、スーパーや観光スポットであればその責任者に問い合わせてください。
また、人気の場所は早くにスペースが埋まってしまうため、できるだけ迅速かつ積極的に動きましょう。
出店先によっては、出店料がかかることもあります。
どんな場所に出店していいかわからない方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
▼キッチンカーの出店場所はどう選ぶ?
沖縄県にあるキッチンカー販売・製作会社
キッチンカーの開業をするうえで肝となるのがその車両です。
車両の製作を依頼するのであれば、次の会社をチェックしてみてください。
カーインテリアあぐに
「カーインテリアあぐに」では、軽トラック型のものから大型のものまで、さまざまニーズに対応したキッチンカーの製作が可能です。
「こんなデザインにしたい」「こんな形にしたい」といった事業者のアイデアを最大限に取り入れ、自分だけのオリジナルキッチンカーに仕上げてくれます。
最近、全国的に注目を集めている沖縄アイスブランド「ブルーシール」の移動販売車を製作した実績もありますよ。
カーインテリアあぐに | |
住所 | 沖縄県うるま市喜仲 3-26-16 |
電話番号 | 098-974-2789 |
ホームページのリンク | http://aguni.org/ |
PARK HOMES OKINAWA(パークホームズ沖縄)
スピード製作、手厚いサポート体制に自信がある製作会社が「PARK HOMES OKINAWA(パークホームズ沖縄)」です。
ベースとする車両は、軽トラックやトレーラーなど幅広く、中でも「アメ車」をベースとしたフードトラックの製作を得意としています。
予算に応じてベースカーの仕入れを行うのはもちろん、持ち込みの車両でも製作が可能です。
また、レンタルやリースも取り扱っているため、開業にかかるコストをより低く抑えられるでしょう。
PARK HOMES OKINAWA(パークホームズ沖縄) | |
住所 | 沖縄県豊見城市豊崎1-1223 |
電話番号 | 098-856-6666 |
ホームページのリンク | https://www.parkhomes-okinawa.com/ |
Miyaオートサービス
「Miyaオートサービス」は、低価格でのキッチンカー製作を得意とする移動販売車専門の会社です。
軽トラック型、トヨタのクイックデリバリー型のキッチンカーに加え、軽バンタイプの製作も受け付けています。
軽バン中古車にかかる購入費用は、他の車両と比べて安く、シンクや電気設備などの製作費と合わせても、50~60万円ほどで製作が可能です。
開業時の大幅なコストダウンを狙っている場合は、こちらの会社に問い合わせてみるとよいでしょう。
Miyaオートサービス | |
住所 | 沖縄県浦添市西原4-30-8 |
電話番号 | 098-879-5687 |
ホームページのリンク | https://miya2526.wixsite.com/auto |
沖縄県のキッチンカー開業ならMYキッチンカー
沖縄県でキッチンカーを開業するなら、車両製作・販売やレンタルを取り扱うMYキッチンカーにご相談ください!
MYキッチンカーは全国納車対応可能で、フルオーダーからお得なパック料金での販売などお客様に合わせたプランを用意しています。
また、車両の販売だけでなく、出店のサポートやアフターフォローも充実しているので、初めての方にも安心です。
資料請求やご相談は無料のため、ぜひお気軽にお問い合わせください。
まとめ
沖縄県は年中過ごしやすい環境にあり、地域のイベントが盛んであるため、キッチンカーへの多くの集客が期待できます。
そのキッチンカーに最適なポイントをうまく利用すれば、開業の成功も夢ではありません。
今キッチンカーの開業を検討されている方は、ぜひ、沖縄県での開業を目指してみてはいかがでしょうか?