コロナ禍を経て一般的となりつつキッチンカーですが、山形にも多くの人気キッチンカーが存在します。
今回は山形の人気キッチンカー7選のほか、山形でキッチンカーを開業する方法、出店場所などを解説します。
記事の最後にはキッチンカーの製作会社も紹介するので、山形でキッチンカーを開業したい方はぜひ最後までご覧ください。
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山形で人気のキッチンカー7選
山形県の人気のキッチンカーを7つご紹介します。
すでに人気の高いキッチンカーの特徴やメニューを、ご自身のキッチンカー開業の参考にしてみてください。
The Lily’s Party
The Lily’s Party(ザ リリーズ パーティー)はクレープを販売しているキッチンカーです。
ゴロっとした大きなフルーツや、プリンが乗っているクレープなど、SNS映えするクレープを武器として営業しています。
また、商品の写真を加工してInstagramやTwitterで商品を紹介しているところもポイントです。
さらにSNSのフォロワー限定で、特別なメニューの販売なども行なっているようなので、ぜひ一度訪れてみてはいかかでしょうか。
まる芋&food truck
まる芋&food truckは店名からも想像がつくように、サツマイモをメインとしたキッチンカーです。
「白い大学芋」を武器としており、フルーツジャムやクッキーなども販売しています。
また、夏にはアイスキャンディーを販売しています。
季節によって変わる顧客ニーズにあわせた販売戦略がポイントだと言えるでしょう。
tantan’s cafe
tantan’s cafeは、可愛らしいトイプードルのイラストがアイコンのキッチンカーです。
主にクレープを販売しており、デザート感覚のクレープだけでなく、主食となるロコモコ風のクレープなども販売しています。
また、Instagramではキッチンカーの情報だけでなく、アイコンのもととなったトイプードルの写真も投稿されています。
FOOD TRAILER CLOUD19
FOOD TRAILER CLOUD19は、画像からもわかるように銀色の車体が特徴的なキッチンカーです。
チキンオーバーライスや牛すじカレーライスなどのガッツリメニューから、ホットドックなどの簡易的な食事まで幅広いメニューを提供しています。
また、ジェラートやフルーツジュースなどのスイーツも販売しているので、どんな層にもアプローチができるメニュー構成がポイントです。
COCODAYKitchen
COCODAYKitchen(ココデキッチン)は、ロコモコ丼やパンケーキ、ポップコーンなどのハワイアンテイストのメニューを販売しているキッチンカーです。
Instagramでの宣伝はもちろん、YouTubeでキッチンカーの経営活動を公開しています。
また、各種キャッシュレス決済にも対応済みです。
現代ならではの広告活動や、顧客ニーズにあわせた経営戦略が参考になるキッチンカーだと言えるでしょう。
カーリーカリー(仮)
カーリーカリー(仮)は、キーマカレーを専門的に販売しているキッチンカーです。
独自のキャンペーンとして「タッパーを持参した場合100円OFF」というキッチンカーでは珍しい販売サービスを行なっています。
こういったキャンペーンを行えばリピーターに期待ができるので、今後キッチンカーを開業する方はぜひ参考にしてみてください。
お結び処
お結び処は山形県内初のおむすび専用キッチンカーです。
キッチンカーで注文後に握ってもらえるスタイルで、出来たての美味しいおむすびが食べられます。
おむすびの味のカギを握るお米は、農家さん直送の山形県産コシヒカリを使用しています。
期間限定で他の有名ブランド米を使用していることもあり、いつもと違ったおむすびも楽しめるでしょう。
山形でのキッチンカー開業は成功できる?
山形でのキッチンカー開業は、ポイントさえしっかり押さえれば成功できるでしょう。
そこで今回は、山形でキッチンカービジネスを成功させるためのポイントを、4つご紹介します。
山形県はイベントがたくさん
山形県ではお祭りや花火などのイベントが数多くあり、多くの来場者に対してキッチンカーで営業すれば大きな売上が見込めるでしょう。
また、こういったイベント時はたくさんの人が外食を求めているので、キッチンカーで販売するような手軽に食べられるメニューの人気が高い傾向にあります。
キッチンカーにとってイベントはビジネスのチャンスです。
開業する際は必ずチェックしておきましょう。
地元名産品で売り出す
山形県には芋煮や玉こんにゃく、山形ラーメン、山形牛、米沢牛などの数多くの名産品があります。
地元の名産品をメインメニューとしてキッチンカーを開業するのもおすすめです。
また、キッチンカーの強みとして場所を選ばずに営業できることが挙げられるため、他県で地元の名産品を販売すれば、地域貢献にもなり一石二鳥だと言えるでしょう。
創業サポートあり
山形県では「やまがたチャレンジ創業応援センター」に、創業時の計画書の作成方法や手続き、資金調達の方法についてサポートしてもらえます。
初めてキッチンカー開業を試みる人にとって不安要素である、さまざまな項目をサポートしてもらえるのは大きな利点です。
個人では難しい内容も専門家にレクチャーしてもらえるので、これからキッチンカーを開業する人は、ぜひ利用してみてください。
買い物弱者のサポート
最近では都心でも「買い物弱者」と呼ばれる方が増えてきています。
買い物弱者とは、日常の買い物が困難な状況に置かれている方を指し、こういったニーズに対してアプローチできるのはキッチンカーの強みです。
すでに需要と供給が成立している激戦区で勝負するのではなく、一定の需要があるにもかかわらず、供給が追いついていないエリアを狙って営業してみてはいかがでしょうか。
固定店舗と違って、キッチンカーなら直接赴くことで供給が追いついていないエリアで営業できるので、まずは山形県で需要がありそうなスポットを探してみるのがおすすめです。
山形でキッチンカーを開業する手順
キッチンカーを開業するために必要な手順は、以下の通りです。
- まずは移動販売車両の準備
- 食品衛生責任者資格や保健所の営業許可を取得
- 出店場所を確保するためには事前に調査を
はじめてキッチンカー開業をする際は不安を感じると思いますが、一つひとつ理解していくことが重要です。
あらかじめ大まかな流れを把握するだけで、スムーズに開業手続きを進められます。
開業について詳しく知りたいという方はこちらの記事も参考にしてみてください。
まずは移動販売車両の準備
移動販売車両は100~200万円程度が相場と言われています。
費用項目 | 具体例 | 費用目安 |
車両代金 | キッチンカーの車両 | 100~200万円程度 |
設備費 | ガスコンロ、冷蔵庫、キッチン設備 | 10~20万円程度 |
食材費 | メニュー開発時の食材費 | 2~5万円程度 |
キッチンカーの装飾費 | メニュー表、テーブル、イス、置物など | 5~10万円程度 |
車両以外にもこれらの開業資金がかかるので理解しておきましょう。
とはいえ、一番大きな費用は「車両代金」です。
どんな戦略で開業するかによっても必要な車両は異なりますが、省けるところはなるべく省いた方が得策です。
開業資金にお金を使って、運転資金が無くなっては本末転倒です。
目的は「営業していくこと」なので、資金の使い道には注意しましょう。
車両の特徴や、かかる費用について詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
食品衛生責任者資格や保健所の営業許可を取得
キッチンカー開業には、「保健所の営業許可取得」が必須です。
営業許可は出店エリアを管轄している保健所で取得する必要があり、エリアごとに取得しなければいけません。
また、営業許可を申請するには「食品衛生責任者の資格」を保有している必要があるので事前に用意しておきましょう。
持っていない場合でも、食品衛生責任者は1日の講習で取得できるので比較的簡単です。
詳しくキッチンカーに必要な資格や許可について知りたい方は、こちらを参照してください。
出店場所を確保するには事前に調査を
キッチンカー営業において出店場所は必要不可欠ですが、キッチンカーはどこでも営業できる訳ではありません。
出店場所へ事前に許可を得る必要があり、人気の場所はすでに埋まっている可能性があります。
出店に最適な場所を見つけたら、なるべく早く交渉するようにしましょう。
ちなみに、出店歴のない場所は許可を取りにくい傾向があるので、早く出店場所を確保するためには、出店歴のある場所を選ぶほうがおすすめです。
どこが出店におすすめか知りたい方はこちらをお読みください。
山形のキッチンカーのおすすめ出店場所
山形でキッチンカーを出店する際に、おすすめしたい場所をご紹介します。
山形市役所
山形市役所では、普段あまり使われていない場所にイスやテーブルを置いて滞在できる空間を作る社会実験を実施しています。
その実験の一環として、キッチンカーの出店募集が行なわれていました。
山形市役所は山形県でも一番人口が多く、人も集まりやすい所に立地しているため、気になる方はぜひ確認してみてください。
クラウドスクエア北町
クラウドスクエア北町は、先ほど紹介したFOOD TRAILER CLOUD19などを運営する「クラウドモビリティ山形」が手がけた移動販売の出店拠点です。
ガソリンスタンド跡を活用しているため、大きめのキッチンカーでも停車しやすく、住宅や店舗が並ぶ町の一角にあるので、地域の活性化にも貢献しているそうです。
数多くの人が訪れる日もあるなど賑わいを見せており、お客様との交流だけでなく同業の方との交流にもつながるのではないでしょうか。
キッチンカー(移動販売車)製作会社
三井特装車サービスは、キッチンカーの製作と修理を行なっている東北の企業です。
新車だけなく中古車も取り扱っているので、予算にあわせたキッチンカー製作に対応してくれます。
また、発注してから1~3か月程度で納車してもらえるのもポイントです。
株式会社三井特装車サービス | |
住所 | 酒田本社 〒998-0104 山形県酒田市広栄町2-219-20 仙台営業所 〒984-0032 宮城県仙台市若林区荒井5丁目16-3 |
電話番号 | 酒田本社 0234-92-3977 仙台営業所 023-425-0333 |
ホームページへのリンク | https://mitsuitokuso.com/about |
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開業後のアフターメンテナンスも行なっているので、キッチンカー開業に不安がある方もぜひお気軽にご相談ください!
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まとめ
ここまで、山形県でキッチンカーの開業を目指す人に耳寄りな情報をご紹介しました。
イベントの多い山形県なら、はじめてのキッチンカー経営も成功しやすいと言えます。
また開業手続きに不安がある方は、「やまがたチャレンジ創業応援センター」に一度相談してみてはいかがでしょうか。
実際に開業する際には、記事の中でご紹介した内容をぜひ参考にしてみてください。