【旅するビアトラック】"PilsnerUrquell(ピルスナーウルケル)醸造所公認バーテンダー"小松大輔さんの「旅するビアトラック」が遂にOPEN【MYキッチンカー】
ピルスナーウルケル醸造所公認バーテンダー「タップスター」小松大輔さんについて
引用:https://camp-fire.jp/projects/view/539827
「ピルスナーウルケルの美味しさを日本中に届けるのが自分の使命」だと語った小松大輔さん。
ピルスナーウルケルは1842年にチェコで誕生した世界初の黄金色のビールであり、ビールのスタイルの一種である「ピルスナー」の元祖です。
今では、世界中に存在するビールの約8割がこのピルスナースタイルのビールだと言われています。
-誕生から180年経った今も、変わらぬ製法で変わらぬ味を守り続ける「ピルスナーウルケル」をもっと沢山の人に楽しんでほしい。-
ピルスナーウルケル専用サーバーにて、「ハランディカ」といわれる本場チェコでの注ぎ方で注ぐピルスナーウルケルは、通常の缶ビールや瓶ビールとは全く異なる味わいになるといいます。
小松さん自身も、初めてこの「ハランディカ」で注がれたピルスナーウルケルを飲んだ時は、相当な衝撃を受けたそうです。
注ぎ方ひとつで一気に味わいが変化するピルスナーウルケルに魅了され、自身もタップスターの資格取得を決意したという小松さん。
タップスターとは、ピルスナーウルケル醸造所の公認バーテンダーを指す資格のことで、本場チェコ・ピルゼンにて専用プログラムを修了し、ピルスナーウルケルの完璧な注ぎ方をマスターしたことの証です。
小松さんは2022年現在、日本にいるたった4人のタップスターの1人として、タップスターだから注ぐことができる最高に美味しいピルスナーウルケルを、全国の人々に届けるために活動されています。
そんな小松さんに「旅するビアトラック」始動の裏側や、今後の夢についてなどインタビューを実施しました。
日本で希少なタップスター小松大輔さんへの独占インタビュー
①実店舗ではなくキッチンカーを選んだ理由は?
5年ほど前、もともとは実店舗で飲食店を経営しようと思って準備をしてたのですが、新型コロナウイルスの影響で諦めざるを得ない状況に陥ってしまいました。
度重なる緊急事態宣言に、蔓延防止施策による営業時間の短縮…
こんな状況で、もしアルバイトでスタッフを雇ったとしても、安定して雇用を続けさせてあげることはできないし、実際に数人採用の取り消しも経験したことでこれ以上は無理だという判断に。
そこで、なんとか1人でできるいい方法がないのかな、と考えていた末にキッチンカーと出会ったんです。
実店舗で1人で小さなお店でもやろうかと考えたこともありましたが、コロナ禍がなかなか収まらない現状だからこそ「キッチンカーにしかできないことがあるんじゃないか」そう思ったことが最大の決め手ですね。
また、僕の使命としてタップスターの資格を所有しているからこそ、ピルスナーウルケルの美味しさを皆さんに知ってもらい、商品の認知度をあげることが最大の目的なのですが、大阪の吹田という街中から少し外れた地域では、それも難しいのではないかといった課題もありました。
しかしキッチンカーであれば、自分からお客様のもとに行くことができるし、固定の店舗とは違い、日によってお店の場所を変えることもできます。
能動的にお客様の元へ美味しいビールを届けることができる、というのも最終的にキッチンカーを選んだ決め手の一つであり、「旅するビアトラック」始動を決意した理由でした。
②MYキッチンカーに車両製作を依頼した経緯
キッチンカーで自分の店を開業しようと決まった段階で、色んなキッチンカー業者の説明会や相談会に行きました。
その中で感じたことが「大手であればあるほど大量生産っぽい」ということ。
例えば車両の製作であれば、パッケージ販売で似たようなデザインで安く製作を依頼できるけど、なんだかどれも同じようなデザインだったりとか。
経営に関するアドバイスでも、「〇〇を〇〇みたいな売り方をすれば儲かりますよ!」みたいな、皆に同じアドバイスをしている印象が強かったんです。
その中で、MYキッチンカーでは良い意味で変わってるというか、とても斬新なアイデアやアドバイスが多く、「なんか、おもろいやん!」と値段も聞かずに依頼してましたね。
普通の人にとっての売れるためのセオリーが、MYキッチンカーでは普通ではなく、一般常識ではない助言がもらえることから、信用できると思ってMYキッチンカーに依頼させてもらいました。
※デザインイメージ
引用:https://camp-fire.jp/projects/view/539827
③ご自身の車両でお気に入りの箇所やこだわりの箇所は?
なんといってもピルスナーウルケルのロゴですね!
大きくドーンッと入ってるのがめちゃくちゃカッコいいです。
実はこのロゴは、ピルスナーウルケル醸造所公認バーテンダー「タップスター」という資格を保有する人しか使うことができないのですが、他にも厳しいルールが沢山あって…
細かい色の指定だったり、フォントの形や枠の太さだったり、とにかくガイドラインが厳しいからこそ「いかにオリジナリティを出すか」にこだわりました。
限られたデザインの中で、MYキッチンカーのデザイン担当のスタッフさんがいい感じで仕上げてくださり、とても満足しています。
またロゴの位置では、営業中のテーブルを出した状態やウィンドウを開けた状態にしても、形が崩れずロゴがハッキリ見えて目立つ点もお気に入りです。
※販売窓を開き、提供用のカウンターを出した状態の車両
キッチンカーって、タペストリーや大きな看板を出すことで店名や商品を宣伝しているイメージですが、僕の車両はキッチンカー単体で店として成り立つデザインで誰ともかぶらないところもポイントです。
「タペストリーがあった方が目立つし宣伝効果があっていいんじゃないか」とよくアドバイスを頂くんですが、それをすると逆に他のキッチンカーに埋もれてしまう気がして、どうしても車両だけで勝負したかったんですよね。
この車両だと「ビールを売ってる」「ピルスナーウルケルがある」と一目で分かるうえ、本来ならタペストリーに描くものを車体にペイントすることで、「ピルスナーウルケル(ビール)を専門に扱ってる証」にもなっていると思っています。
また、車両後方にはクラウドファンディングで支援してくださった方達の名前が掲載されていて、常に仲間やファミリーを感じることができる点もすごく気に入っているところです。
④開業までの道筋「目標を達成できたのはウルケルファミリーのおかげ」
キッチンカー製作にあたって「人とのつながり」であったり、「支えてくれる仲間のありがたみ」みたいなものを実感する機会がとても多かったです。
「旅するビアトラック」を始動するにあたりSNSで発信していたのですが、もともとのフォロワーさんだけでなく、投稿をみて応援の言葉をかけてくれた人や、情報を提供してくれる人がいたりと、僕のキッチンカーは皆の支えがあって皆で作り上げたものだと思っています。
車両の製作資金はクラウドファンディングで募ったのですが、開始20分で目標を達成できたのも、支えてくれた仲間がいたからこそ。
なかには「リターンなんか要らないよ」と見返りを求めず支援だけしてくださる方もいたり、こうした仲間がいてくれたお陰で僕のビアトラックは完成することができました。
支援のリターンではピルスナーウルケルのグッズの他、車両後方に「ウルケルファミリー」として、支援者の名前を掲載する権利も出していて、今は共にビアトラックを作りあげた仲間として、車両にペイントしたウルケルファミリーと共に、ピルスナーウルケルの輪を広げに全国を回っています。
引用:https://camp-fire.jp/projects/view/539827
「旅するビアトラック」を始動するまでに、チェコ語のスペルの間違いだったり営業許可の問題、まん防の延長など様々なトラブルであったりイレギュラーな事態も発生しましたが、そういったことも包み隠さずSNSで発信していたことで、すべてネタというかストーリー性のようなものも含めて皆には楽しんでもらいつつ、ビアトラック始動までを見守ってもらい、無事に営業を開始することができたと思っています。
⑤MYキッチンカーで製作された車両で実際に営業してみた感想や周りの反応
※専用サーバーからハランディカという注ぎ方をしたピルスナーウルケルを提供する小松さん
正直、周りの反応はめちゃくちゃいいですよ。
車両のデザインがとにかく目立つので、通りすがりの人が声をかけてくださったり写真を撮ってくれたりもします。
また、開業前から支援してくれていた仲間たちからも「お洒落!」とか「可愛い/カッコいい」と好評です!
他にも、お酒を飲まない(飲めない)方にも声をかけていただいたり、応援して頂いたりする機会が多いことには驚きました。
あと、これは自分自身も納車の時に感じたことなんですが、「意外と大きいんだね」とよく言われますね。
車両はトヨタのタウンエースという1tトラックで、普通車の駐車スペースに収まるサイズ感なのですが、荷台の作業スペースに高さがあることから実際のサイズよりもかなり大きく見えるようです。
でも大きいとはいっても、営業中の車内での作業や運転はかなり快適でちょうどいいサイズ感だと僕は思っています。
始めの頃は飲み物の提供だけだし軽トラのキッチンカーでもいいかな、と思ってた時期もありましたが、実際営業してみるとサーバーを3機載せて予備の樽を積んだりもしてるので、作業スペースにゆとりがある今の車両にすごく満足しています。
またバックモニターなんかも付けてもらえたので、女性の方でも1トントラックを全然運転できるんじゃないかなと思います。
もしこれから、キッチンカーでの開業を考えてる方がいらっしゃったら、僕は間違いなく1tトラックをおすすめしますね!
小松大輔さんの注ぐピルスナーウルケルが飲める「旅するビアトラック」
現在は関西圏を中心に出店する「旅するビアトラック」。
特別な注ぎ方「ハランディカ」で注ぐピルスナーウルケルはもちろん、ピルスナーウルケルを日本に正式輸入しているアサヒが展開する「アサヒ スーパードライ」、日替わりで提供されるゲストビールの三種のビールを提供しています。
関西唯一のタップスターとして、ピルスナーウルケル本来の味わいとウルケルの輪を広げたいと語っていた小松大輔さん。
ご自身のキッチンカー「旅するビアトラック」最大の魅力は、提供するメニューをビールだけに絞ることで、イベント会場など他のキッチンカーが出店する会場で「お客様を取り合うことが一切ない」ことだと仰っていました。
-他のキッチンカーで買った食事を楽しみつつも、ビールが飲みたい人はビアトラックで購入してくれる。-
提供するメニューがビールだけ、だからこそ今後は他のキッチンカーとコラボレーション企画を実施したり、ビアフェスのようなビールに特化したイベントも開催してみたい。と夢を聞かせてくださいました。
ピルスナーウルケル醸造所公認バーテンダー資格を有する小松大輔さんが注ぐピルスナーウルケルは下記スケジュールで出店されています。
「ハランディカ」という特別な注ぎ方をしたピルスナーウルケル本来の美味しさを味わいたい方はぜひ行ってみてください!
【2022年6月】
・毎週 水曜日AM11時~ JR神戸駅 南口前
・毎週 木曜日AM11時~ JR摩耶駅 北口前
・毎週 日曜日AM11時~ JR三ノ宮駅前広場
・3日・17日(金曜日)AM11時~ 森ノ宮キューズモール
PilsnerUrquell(ピルスナーウルケル)の紹介
世界中のビールの約80%を占めるといわれる「ピルスナー」タイプのビール。
日本国内で最も流通しているビールのスタイルで、国内ビールの99%がピルスナーに分類されます。
ピルスナーの特徴としては淡い黄金色でアルコール度数は4.4%と低めで、爽やかな風味とキレのあるホップの苦味、そして「のどごしの良さ」があげられます。
そのピルスナースタイルの元祖であり、世界初の黄金色のビールが「ピルスナーウルケル」です。
アサヒビール株式会社:https://www.asahibeer.co.jp/products/beer/urquell/